我社は従業員総数20名にも満たないとても小さな会社です。
でも創業52年目を迎えて長く続いている会社です。

何をやっている会社ですかと言われるとなかなか難しく、ひと言では説明することができず、世の中にあまり数多く存在している会社ではありません。
大まかに言って基本的には水処理を行う会社といっても過言ではありませんが、一口に水処理といっても範囲が広く、大まかに分けても上水（主に飲料水系等）と 中水（冷却水等産業用に用いられるもの）と排水（下水処理等）などに分けられると思います。
さらにはこれらを生産する側（設備・機器等を製造する会社）と維持管理する側（メンテナンスする会社）に分けることもできます。

我社は水の汚れを溶かして洗い流すことに主眼を置き、あらゆる技術を駆使して各種プラント（特に熱交換器等の洗浄）に挑み、その能力を復活・再生させ、 生産性を高めてあらゆる企業（お客様）に喜ばれている会社です。
ろ過機の設計施工もしており、また水質分析部門も併設しておりますが、我社のコンセプトはただ単に物を売るのではなく、ひたすら研鑽した技術のみでお客様に喜ばれて生き抜いている会社です。

以上の事柄から世の中にあまり存在している会社は少なく、またどちらかというと”IT化”も難しく技術集団の会社といっても過言ではありません。
水質分析部門を併設し、その相乗効果でさらなる技術アップを図り、さらにまたソーシャルワーカーという言葉がありますが、弊社ではビル・工場・特に生産プラント等々に対してソーシャルワーカー的な仕事を行い、 社会に貢献できる会社だと自負しております。
100年後とは言いませんが、少なくとも50年以上は生き残っていける会社と自負しております。

稲葉工業株式会社　代表取締役　稲葉　健太郎